インプラント

インプラントとは?

インプラントとは?

歯科治療におけるインプラント(implant)治療とは、虫歯や歯周病などで失ってしまった天然歯の代わりに、チタン製の人工歯根を骨に埋め込み、それを土台として人工の歯を装着し、かみ合わせを回復する治療法です。

『植え付ける』という意味を持つ、この『インプラント(implant)』治療は、歯科治療の領域においては、「人工歯根を顎の骨に埋め込む治療」、あるいは「人工歯根」そのものを指します。 また、インプラントは機能的に入れ歯のような脱着する方式ではない為、限りなく自分の歯と同じような感覚で噛むことができ、見た目も天然歯のように見え、気になりません。

ミニインプラントについて

ミニインプラントの歴史

このシステムは約10年前にアメリカで Dr.sendax によって開発されました。友人である彼から勧められて5年前から導入に向けて勉強を始めたのです。そして2年前から、日本でもこのシステムが取り入れられるようになりました。 私は現在、全国各地で開催されるこの講習会の講師を務めていますが、講習を受け、規定のカリュラムを修了した歯科医だけがミニインプラント治療を行うことができるライセンス制になっています。(大村先生)

質の高い治療を歯科医の高い意識

治療そのものは決して難しいわけではありません。ですが、「誰でもできる」という意識でいたずらに治療が行われては質の高い治療ができません。まずは治療を行う歯科医が失敗のないミニインプラントするために意識を炊くもつこと、それが患者さんが満足できる治療へつながるのだと考えています。(大村先生)

治療の質が保たれるようにきちんと手術もシステム化され、管理されていると、患者は安心ですね。

そうです。歯は人間にとって非常に大切な器官ですから、患者さんの満足度は高くなくてはなりません。おかげさまで現在はたいへん多くの歯科医の先生がミニインプラントに高い関心を示してくれています。これまで全国18ヶ所で行ってきた講演会も、毎回会場がいっぱいになるほどです。現在は約3000人の先生が受講され、ライセンスを持っています。質の高い最新歯科治療に全力をあげておられ、また治療について勉強をきちんと積まれた頼りになる先生ばかりですし、一部の大学でも取り入れられていますので、是非安心して治療を受けていただきたいですね。(大村先生)

いつまでも人生を楽しんで送るために

ミニインプラント治療の前には、患者さんとその家族にも詳しい説明を行い、大丈夫そうだと納得していただいた上で手術をします。やはり高齢の方がほとんどですので、ご家族の方が患者さんの身体的負担を案じられるケースも多いですよ。ですが、手術の負担は最小限ですむように考えられています。ちなみにこれまで治療を受けられた最高齢の患者さんは93歳の女性です。(大村先生)

驚きました。生活の質はいつまでも高く保っていきたいですものね。

やはりそのほうが生き生きと楽しく毎日を過ごせると思いますね。先日も治療を受けられた患者さんたちとの食事会を開いたのですが、みなさん本当に良く召し上がりますよ。治療を受ける前よりも若返ったように感じましたね。(大村先生)

治療はうけやすいということですが、手入れが難しいということはないのですか?

特別なことをする必要はありません。歯磨きするのと同じと考えてください。1日1回、取り外して、入れ歯を磨いてもらえればそれだけで十分です。ただ、インプラントと舌が当たってしまうのを防ぐため、お休みになるときは入れ歯を装着してくださいとお話しています。また、1年に1度は入れ歯の中のシリコンゴムだけ取り替えてください。そのほかは基本的に一生持つ治療です。(大村先生)

幅広い支持 ミニインプラント

実際に治療を受けられた患者さんの反応はいかがですか?

皆さん非常に喜んでくれています。入れ歯に限った治療法なので、高齢者の患者さんが多いのですが、性格まで明るく変わってしまう方もいてうれしいですよ。(大村先生)

高齢者の方でも治療ができるというのはこれからの時代にぴったりですね

そうなんです。治療に際してほとんど負担がありませんので、幅広い患者さんに治療を受けていただけます。費用も通常のインプラントの1本分、約40万円ほどです。(大村先生)

ミニインプラントは、患者本人だけでなく、その家族にも大きな変化をもたらしてくれる治療なのですね。

そのとおりです。今後もし患者さんに介護が必要で寝たきりになった場合でも、ミニインプラントは簡単に取り外しができますし、手入れも難しくありませんから、入れ歯の悩みを抱えておられる方は、是非治療を受けていただきたいですね。そして、思い切りしゃべって、好きなものを食べて人生を楽しんでいただきたいと思います。(大村先生)

ミニインプラントの治療手順

ミニインプラントは、下あごの総入れ歯に限定して口腔内4本のインプラントを埋め込み、ホックのような原理で入れ歯を固定する治療法です。失った歯を補う通常のインプラント治療とは異なり、入れ歯の不快感を解消することを目的としていて、まるで自分の歯であるかのようにしっかりと固定されるので、患者のQOL向上に適しています。
治療は手術を行いますが、極めて少量の麻酔をかけるだけでほとんど痛みもありません。高齢者が増加する今後に向けて、ますますニーズが高まると期待されています。(大村先生)

ミニインプラントの治療手順

1) 入れ歯の粘膜面にインプラント植立部分のマークをつける。

ミニインプラントの治療手順

2) 唇舌側への麻酔後、直径1.1mmのドリルでインプラント誘導孔をつくる。

ミニインプラントの治療手順

3) ドライバーに持ち替え、インプラントを3分の1まで埋め込み、インプラント埋入方向を決定、固くなるところまで埋入する。

ミニインプラントの治療手順

4) 4本のインプラントが埋入された口腔内。

週刊朝日2006年1月20日号掲載 ミニインプラントシステム特集から抜粋

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